1「行政書士と弁護士法72条違反」という投稿でも紹介しましたが,行政書士の業務は「行政書士法1条の2に定める,権利義務又は事実証明に関する書類の作成業務」を行うことです。民事事件に関し,業として交渉を行うことはできません。

したがって,行政書士が交渉業務を行えば「非弁行為」(弁護士法72条違反)となります。

2 平成27年5月14日,国民生活センターは,異例の発表を行いました。

それがタイトルのものです。新聞その他のマスコミでも取り上げられています。

 「アダルトサイトとの解約交渉を行政書士はできません!」

ここまではっきりと国民生活センターが表現しています。

3 行政書士の非弁行為の被害にあわれた方は,お住まいの地域の弁護士会でも相談できます。